2021/05/28 22:18


こんにちは、
プレシャスプリザーブドオンラインショップ担当の桐生です。
今回はプリザーブドフラワーのお手入れ方法についてご説明します。

まず最初の疑問として、
プリザーブドフラワーは生花ではないのにお手入れとか、管理が必要なの?
と思われるかと思います。

実は、いくつか気を付けなければならないポイントがあります。
でも生花のように毎日何かして頂く必要はありませんので、どうぞご安心下さい。

前回の記事「プリザーブドフラワーって?~見た目編~」で、
プリザーブドフラワーは”生花のような短期劣化はないことで、保存環境が良ければ長期に形を維持することもできます”
と紹介いたしました。
出典:日本プリザーブドフラワー協会「プリザーブドフラワーとは」

「保存環境」「長期に形を維持すること”も”できます」
この部分に注目して、プリザーブドフラワーの管理方法、言わばプリザーブドフラワーを長く楽しむコツをご説明いたします。

【プリザーブドフラワーのここに気を付けて!】
1.湿気が苦手
2.直射日光が苦手
3.たまにほこりを払ってください

まず大前提として、プリザーブドフラワーは永久に元の状態が保たれる商品ではありません。
プリザーブドフラワーは様々な工程を経て生花からプリザーブドフラワーになります。
その工程のひとつに染色作業があります。(脱色後に染色します。)
プリザーブドフラワーは一度脱色し、人工的に色を付けているため、時間が経つと色むらができたり、色移りしてしまいます。
※「長期に形を維持すること”も”できます」の”も”を強調したのは、この大前提があるためです。





この大前提を踏まえて、より長く楽しんで頂けるコツを説明いたします。

1.湿気が苦手
プリザーブドフラワーはあくまでも「生花」を加工したお花であるため、湿気が多い空間に飾っているとカビが生えてきてしまいます。
だからと言って神経質になる必要は無く、人が過ごしやすい環境(湿度)であれば大丈夫です。

2.直射日光や明るい光が苦手
プリザーブドフラワーは人工的に色を付けているため、長い間光に当たっていると色が薄くなりやすいです。

3.たまにほこりを払ってください
ずっと同じ場所に置いているとケース、あるいはお花にほこりが溜まってしまいますので、
綺麗な状態を保つためにも、定期的にほこりを払ってください。
プリザーブドフラワーは生花からプリザーブドフラワーに加工する過程で、生花より柔らかい質感になります。
そのため、プリザーブドフラワーに付着したほこり等を手で払おうとすると、花びらが破れてしまうことがあります。
綺麗にしようとほこりを払おうとして花びらが破れてしまうことが無いよう、
アレンジメントはクリアケースやガラスケースに入れられて販売されております。
時間が経つとケースにほこりが溜まりますので、メガネふきなどで優しくふき取ってください。

<ケースに入っていないとき>
アレンジメントのサイズ、形状によってはサイズが合うケースが無いため、ケースに入っていないアレンジメントもございます。
素手でほこりを払うとプリザーブドフラワーが破れてしまうこともあるため、以下の方法で付着物(ほこり等)を払って下さい。
①羽根はたき
→力をいれず、柔らかいタッチでほこりを払ってください。
②ドライヤー
→離れた位置から弱風をあてて、ほこりを飛ばしてください。


以上の点に気を付けて、プリザーブドフラワーを長く楽しんで下さい!